雑誌HIGHSNOBIETYの表紙撮影のディレクション、プロダクション、ライティングを行いました。
https://highsnobiety.jp/p/minamino-takumi-issue07/
2020年から22年までの2年間、世界最高峰と言われるイギリスのプレミアリーグで活躍、カタールで行われた2022年のワールドカップの日本代表選手でもある南野選手。入れ替えの激しいポジションの中で自分の信念に沿って歩んできた努力や信念が簡単なものではないことは想像に難くありません。
フィールド上だけでなくヨーロッパで日本人選手であること、日本代表選手として、また自分自身に対して。どのような重圧と向き合い、コントロールを強いられているのか。マインドセットの持っていきかたを率直にお聞きした内容になっています。
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次男特有の負けず嫌いというか。自分より強い選手に負けたくないし、食らいついていくメンタリティは、幼い頃から人一倍あったかなとは思います」
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「自分のために結果を出したいと思うこと?もちろんあります。でも日本代表としてプレイする以上、代表としての責任がある限り自己中心的になりすぎてはいけないと思うんですよね。それって代表の選手として本当の姿なのかって思うし、それだと勝てないです」
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「あの出来事をきっかけにBLM運動が始まった時に、僕も普段から移民として海外で生活している立場だったので、差別されることに対して嫌な気持ちとか自分の大切な人にそういうことが起こってほしくないという気持ちはありました。僕の場合はアジア人差別ですけど、黒人・白人だけではなくて、例えば旧ユーゴスラビアの戦争で国が分裂してしまった人達だとか、クロアチアとセルビアの人達のことだとか、ヨーロッパでも人種差別や紛争とかいろいろなことがある。インスタグラムへのBLM投稿は、チームとしてみんなで相談して投稿しました。それで何か変わるのであれば、何か行動は起こしたいなとは思っていましたから。
(ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグで活躍するアメリカ人選手)ミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)選手やプロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手をはじめとした、アクションをしている選手達に対しては、本当にすごいと思います。大抵の人達は自分が発信することで『雑音』が大きくなるのであれば、最初からやらずに競技に集中したいと考えるんじゃないでしょうか。それも理解した上で、本当に世界を変えようという気持ちでやられている。彼女たちの行動はスポーツ選手としての枠を超えているように僕は感じます」
全文はHIGHSNOBIETYのウェブサイトでぜひお楽しみください。